プログラミングの適正チェック方法|素質があるかどうかの見極め方

2019-07-24

プログラミングにおいて、適性があるかどうかは重要な要素です。未経験者の場合は、自分自身にプログラミングに必要な資質があるのかどうか、いくつかの判断基準から確認してみるとよいでしょう。プログラミングの適性判断について解説していきます。

プログラミングの適性チェック

プログラミングの適性がある人とない人の特徴をチェックしていきましょう。適性がある人の特徴を持っているなら、プログラマーを職業とした場合、仕事に適応できる可能性が高いと考えられます。

プログラミングに適性がある人の特徴

1人で作業するのが好き

プログラミングには1人で長時間PCと向き合う作業が伴います。わずかな記述ミスが挙動不良やバグにつながるため、集中力を持って仕事に取り組む必要があります。

新しい挑戦に意欲的

プログラム技術の世界は次々と新しいトレンドが生み出されていきます。時代にあわせて常に新たな知識を積み重ねていかなくてはなりません。自ら新しい技術や知識を学んでいける人が向いているといえます。

人との交流に積極的

システムの開発は組織で行うことが多いです。そのため、プログラマーの役割を果たすには、関係者と意思疎通をスムーズに行えることも非常に重要な要素です。

プログラミングに適性がない人の特徴

論理的に考えることが苦手

プログラミングは、論理的に順序だてて、計算通りに仕事を進めていくことが大切です。いきあたりばったりの考え方では開発効率が落ちてしまいます。

モノを作ることに興味がない

プログラミングはシステムという「モノ」を作る仕事です。正確に動作するコードを考えながらコツコツと書いていく必要があるため、ひとつのモノを地道に作り上げる作業が好きではない人には向いていません。

プログラマーになる意思が弱い

プログラマーは常に新しい技術を勉強することが求められる職業です。強い意思を持たなければ、仕事を継続することは難しいでしょう。

プログラミングの適性検査

プログラミング適性チェックに利用されているテストにはIBM社のATPPやSHL社のCAB、GABといったものがあります。これらは企業の面接でも実際に用いられています。

  • ATPP
  •  IBM社が製作している、算数・数学の素養を測るためのテストです。

  • CAB
  •  SHL社が製作しているコンピューター職への適性をみるためのテストです。

  • GAB
  •  SHL社が製作している、一般社会人に求められる読み書き、処理能力を測るテストです。

    それぞれの特徴を以下で解説していきます。

    ATPP

    IBM社が製作しているテストで、数列や算数・数学の問題によって数学的素養を測ります。 3部構成になっており、比較的平易な問題が出題されますが、問題数が多く、各部ごとに制限時間が課せられているため処理の速さと正確さが求められます。数学的な思考はプログラミング能力に関連するため、このテストで良い結果を得られている場合には、プログラムの設計や開発計画を行う際の強みになるでしょう。

    CAB

    SHL社が製作しているテストで、コンピューターの仕事の適性を測定するために論理的思考力を問われる問題が出題されます。 「暗算」「法則性」「命令表」「暗号」の4つの能力検査と性格診断を加えた5つの分野で成り立っており、暗算では四則演算を使う問題が出題され、法則性、命令表、暗号では図形をもとにした問題が出題されます。コンピューター関連の職種に求められる、「速く正確にミスのない処理ができるか」「論理的な思考力を問われる場面で適切な対応ができるかどうか」などの指針になる検査といえます。

    GAB

    CAB同様、SHL社が製作しているテストで、このGABは一般社会人としての能力適性をみるために使われており、言語理解、計数理解、パーソナリティの3分野で構成されています。問題の難易度は中高生でも対応できるレベルになっていますが、問題を素早く正確に、しかも高度に処理できるかが問われます。IT業界だけでなく、総合商社や証券・投資・シンクタンクなど高度な知能を使う業界でも、仕事の能力適性の参考に使用される検査です。管理職への適性についても測ることができることが特徴です。

    プログラマーの適性チェックができるサイト

    自分にプログラミングの適性があるかどうかをWeb上で確かめてみたい場合は、以下のようなサイトを活用できます。それぞれのサイトによって、チェックできる適性は異なります。

    Study Pro SPI無料学習サイト

    就職試験のSPI対策でもよく使われているサイトで、CABの暗算・法則性・命令表・暗号の例題を練習することができ、丁寧な解答解説もついています。学習したデータの保存も可能です。

    カイシャドコイク

    CABのテスト15問を3分で解き、手軽に力試しすることができるサイトです。

    エンジニアリング協会

    選択式のQ&Aに回答することで、自分の考え方や行動指針がエンジニアリング職にマッチしているか、適性を診断できます。回答後にはヒントになるアドバイスが表示されます。

    診断結果は判断基準の1つでしかない

    適性診断の結果によって自分に適性が足りないと思ったとしても、将来プログラマーになれないというわけではありません。テストの結果は現在の判断基準のひとつでしかなく、今後の努力と意識の持ち方によって、適性を身につけていくことも可能です。

    適性を持つために努力できること

    論理的に物事を整理する癖をつける

    日頃の生活で問題が起こったら、冷静に状況を判断して、解決のための手順を順序立てて考える習慣をつけましょう。 例えば、電車の遅延により大切な待ち合わせに遅れてしまいそうな場合です。ほかの路線に乗り換える選択肢はないか?しかし、遅延の影響は広範囲の路線におよぶのではないか?バスやタクシーを使えば遅れを最小限にとどめられないか?今発生している問題の状況や解決策を整理したうえで、「何分ほど遅れてしまう」と待ち合わせ相手に報告する。このように、普段起こる何気ない問題に対しても、論理的かつ定量的に物事を考える癖をつけましょう。

    モノづくりを好きになる

    前述した通り、プログラムの開発にはモノづくりの側面もあります。プログラマーとして仕事をするなら、どのようなモノであれば楽しんで創作できるのか、ということを改めて考えてみましょう。

    1人で作業できる集中力を持つ

    プログラミングを行う上では、地道な作業への集中力も必要です。プログラミングの勉強や読書など普段の生活で、自分が集中できる作業のペース配分や環境などのバランスを見つけていきましょう。

    プログラミングを楽しめるかが大切

    プログラマーになるためには、もともとの才能以上に「適性を伸ばしていく意欲」がより重要です。そのためには、「日々の仕事でプログラミングを楽しめている」という働き方が理想といえます。プログラミングを楽しんでいれば、どんどん自主的に学習をするようになり、プログラミング技術も自然と向上していくものです。

    「プログラマーになるための第一歩として、どのように自分から学んでいけばよいのか分からない」という人にはオフラインのプログラミングスクールがおすすめです。 例えば無料のオフラインスクール「みんスク」は、未経験の受講からプログラマーとしての就職につながっている実績が多数あります。学習していく中でつまずきや不明点があった場合でも、講師にその場で質問して解決できるので、スムーズに学習を進めることが可能です。こうしたスクールは、プログラマー志望の仲間と一緒に学ぶことで、モチベーションの維持もしやすいという点もメリットです。

    まとめ

    プログラマーになるためには、プログラミングを好きになり、楽しめるようになることがなによりも大切です。適性検査もひとつの判断材料ではありますが、考え方の改善やスクールでの学習によって、プログラミングの適性を高めることも十分可能です。 また、スクールでの講師とのコミュニケーションを通じ、自身の適性や強みにあらためて気づいたり、講師がその発見や成長のサポートをしてくれたりと、対面での学習ではプログラマーとしての資質を伸ばす好循環が生まれます。そのような観点からも、自身の適正を高めたいと考えている方には、オフラインのプログラミングスクールは非常におすすめです。